ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
吉川君と話し終わって、2人で由季と真二君の所に戻った。
「あーッ!?吉川君、優美泣かせたでしょ!?」
私の顔を見るなり、由季は叫ぶ様に言った。
私は、違うの!って大体の事を説明すると
「良かったぁ…優美がそれでいいなら由季も安心だぁ!!やっと、過去から解放されたんじゃない?」
「うん!私、吉川君信じてみる」
私の説明で分かってくれた由季に、返事を返すと真二君から笑われながら
「本人目の前にして言う事?」
って言われてしまった。
吉川君を、チラリと見ると笑ってて私も自然と笑みが溢れた。
そんな吉川君から私は、猛アピールを受ける事になるなんて…。