ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
ウサギの気持ち
―yuーmi.side―
「言いたくないの!!」
私は、そう吐き捨てて教室を出た。
ちょっと、言い方悪かったかな…
何て後悔をしながら、教室に戻るに戻れずに学校の中庭に行きベンチに座った。
吉川君は、私の事をどう思っただろう?
怒ったかな…
話しは絶対に聞かれてるはずだから…
言わない事を気にしてるだろうな。
最近、吉川君とは普通に話せてる…と思う。
吉川君はすごく優しくしてくれてて…
何か、甘えられてる感じだけどそれには段々慣れてきた。
もしかしたら、吉川君を傷付けたかもしれない。
信じてないんだ
何て思われたら…。
どうしよう。