ウサギとヒツジと時々オオカミ!?

ヒツジの告白



―kazuya.side―





「優美、じゃーこれは伝わってる?」



優美は、キョトンと俺の方を見た。



「俺は優美の事、誰よりも好きなんだ」


「そんな事…」


「優美にしか思わない。返事とかはまだいらない…ただ、これから俺と関わってって望みがないなら言って?その時はちゃんと諦めるから」


俺の言葉に優美は返事に困ってたみたいだった。

もしかして、今すぐ断られるのか…?

それはいくら何でもしょげるぞ。



でも、優美から出た言葉は耳を疑うような事だった。


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