ウサギとヒツジと時々オオカミ!?

和解?



―yu-mi.side―



「ほらッ!!」


「由季~」



私の目の前に、由季に強制的に並べられた女子達。



「そんな目しても駄目だから!」


「由季、いいって…」


「駄目!!」



由季が連れて来た女子達は、昨日私を倉庫に閉じ込めて今まで色々としてきた子達で…
私はもういいって言ってるけど、由季の気が収まらないみたい。



「あんな事しちゃってごめんなさい」


「ごめんなさい」


「で?」


「もうしないって誓います」



由季が凄く言わせてる感あるよ?
だって、凄い顔でその子達睨んでるからちょっと怯えちゃってる。

逆に可哀想になっちゃうくらい…



「ぃ、いいよ…そんな…ぁ、ありがとう」


「優美の優しさに免じて私も許したげる!二度と優美にあんな事しないでよ!!」


私の言葉に由季はそんな事言って…
由季もありがとう。



< 84 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop