†private love†
あ…いけない。
眠っちゃいそうだった。
曲の歌詞…途中だったんだ。
『……ていた。この空の向こうに君は何を願うの?この空の向こうに君は……』
「…〜この空の♪〜♪」
あたしは小さく口ずさむ。
「うーん。浮かばないなぁ…」
人差し指を唇に持っていく。
「…向こうに〜♪君は…「何を想うの〜♪」
え…??
「っていうのはどうかな?♪」
突然後ろから現れた男の子。
「蓮…くん…?」