†private love†





「これくらい普通。ボタン押せる奴なら誰でも取れるよ」



蓮は何でもなく言って取り出し口からお菓子を取り、あたしに渡す。



「じゃああたしでも出来るんだっ!!」


あたしは目を輝かせてお金を入れ、ボタンを押す。




数十秒後………。



……あれ??



あたしは取り出し口を覗き込む。



何も…ない。



あたしは必死になって探すが、やっぱりない。



「ぷっ。くっくっくっ…」


後ろで蓮が笑いをこらえている。

って、こらえれてないし!



あたしは蓮を睨む。


「誰でも取れるって言ったじゃん!!嘘つき!」



あたしがそう言うと蓮は腹を抱えて笑い出した。




むかっ(-_-#)








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