†private love†
三章†最大の禁忌†
してはならない…
「玉置さん!どうしたんですか!?」
あたしは家に入って言った。
「未愛…あなた今日男の子と居たの?」
玉置さんはキッチンのカウンターに座っている。
こっちは向かず、ずっとテーブルを見つめていた。
「え……」
「居たの?居なかったの!?」
ビクッ…
あたしは肩をビクつかせる。
「い…い居ました」
そう言った瞬間、玉置さんが近づいてきて、
バシッ
「っ!!」
頬を叩かれた。
一瞬何が起こったか分からなかった。
あたしはジンジンする頬を押さえる。