2人だけ









ビクッと身体が跳ね上がる。





ゆっくりと後ろを向いてみると、わたしより身長の高いナースだった。





びっくりさせないで欲しい」
と思って安堵していたらナースの手が肩へと伸びてきた。






「なっ、なにするんですか?」





「確か305号室の患者さんでしたよね」





「そ・そうですけども」











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