Dear だいすきな君



「だっだって〜
 ぷはははははは」

『んもぉ!
 わーらーうーなーっ』

あたしはまた大きな声で
もはや叫んだ。


「三井さん、吉澤くん
 さっきからうるさい!
 受験生なんだから
 いい加減自覚もちなさい。」


しかられた…


『…すいません。』
「すいませーん。」


「おい、結愛のせいで
 しかられたじゃねーか。」

しかられたせいか
悠河は少し小声で話てきた。

『あたしのせいー?』

「そうだろ。」

うっ
確かにあたしのせいだけど。

「みんなぐったりしてんのに
 俺等だけうるせーな。」

あたしたちは
顔をあわせて笑った。


また、しかられたのは
言うまでもない…


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