Dear だいすきな君




「ねぇ最近、結愛と悠河
 いい感じじゃんっ!
 もしかしてできてんの〜?」

ある日美緒が
あたしをからかってきた。

『そんなんじゃないよ〜
 話はずむだけ。』

「またまた〜」



ねぇ、悠河。

あたしがこのとき
ちゃんと気づいていれば
こんな思いしなくてすんだかな?

ちょっとは
幸せな気持ちになれてたかな?


Dear だぃすきな君

もう少し早く
あなたが好きだと
気づけばよかった。

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