たった1人の王子様
恋~こい~
プロローグ☆


「みや」


どうして私は、こいつを好きになってしまったんだろう。

私に触れるこの手に、声に唇に…。

どうして私は愛しいと思ってしまうんだろう。




運命だから……かな。


だったら。

私の過去も何もかも、こいつと知り合う運命のためだとしたら。


私ね、「嫌だっっ」って思ってたコトが全て素敵に思える気がするんだよ。



私の一生の王子様
涼田尋也へ

あなたを愛し続けた
城谷雅美より……




< 1 / 21 >

この作品をシェア

pagetop