元カレ教師・完結編~君がいる日々、いない日々~
「お前は絶対に良い先生になれるよ。
俺が保証する。」
「本当ですか?」
「あぁ。
これは絶対。
…なぁ馬場?」
「はい!」
気付かなかったが、あたしの隣には馬場さんが来ていた。
そしてまた生徒が現れた。
「北条先生、今質問してもいいですか?」
「磐井が質問に来るなんて珍しいな!」
「英語に目覚めました。」
「お!
やるじゃん!
でも馬場が先に来たから後でもいいか?」
「構いませんけど…滝沢先生教えて下さい!」
「あたし?」
予想外だった。
「あたしでいいの?」
「勿論です!」
そして見事な連携プレイが見られた。
あたしと北条先生の間に馬場さんが入り、あたしは二人の生徒に挟まれた。