元カレ教師・完結編~君がいる日々、いない日々~


「お前は絶対に良い先生になれるよ。
俺が保証する。」


「本当ですか?」


「あぁ。
これは絶対。
…なぁ馬場?」


「はい!」


気付かなかったが、あたしの隣には馬場さんが来ていた。


そしてまた生徒が現れた。


「北条先生、今質問してもいいですか?」


「磐井が質問に来るなんて珍しいな!」


「英語に目覚めました。」


「お!
やるじゃん!
でも馬場が先に来たから後でもいいか?」


「構いませんけど…滝沢先生教えて下さい!」


「あたし?」


予想外だった。


「あたしでいいの?」


「勿論です!」


そして見事な連携プレイが見られた。


あたしと北条先生の間に馬場さんが入り、あたしは二人の生徒に挟まれた。


< 128 / 410 >

この作品をシェア

pagetop