桜姫紀
「前より力が上がってるんじゃなくて?
球螺様?」
「フッ、ある者のお陰でな。莫大な霊力を手にすることが出来た。
・・・『碌』桜の姫を捕らえろ!」
え!?
フッ、と碌さんの感情の篭っていない瞳がこちらを向いた。
「く・・っ!」
避けきれない。
操られても碌さんは碌さん。
強い。
「さっ、桜さん!!」
「葵さん!?」
葵さんが私と碌さんの間に入った。
血が飛ぶ、
「葵ぃぃぃ!!!!!!」
竜さんの叫び声。
だけど、そんな中でも碌さんは攻撃の手を緩めない。
「逃げろ、桜!」
焔さんが私の前に立つ。
だけど・・・。
血が飛ぶ。
焔さんだけじゃない。
もう、みんな、みんな、傷だらけだ・・・。
球螺様?」
「フッ、ある者のお陰でな。莫大な霊力を手にすることが出来た。
・・・『碌』桜の姫を捕らえろ!」
え!?
フッ、と碌さんの感情の篭っていない瞳がこちらを向いた。
「く・・っ!」
避けきれない。
操られても碌さんは碌さん。
強い。
「さっ、桜さん!!」
「葵さん!?」
葵さんが私と碌さんの間に入った。
血が飛ぶ、
「葵ぃぃぃ!!!!!!」
竜さんの叫び声。
だけど、そんな中でも碌さんは攻撃の手を緩めない。
「逃げろ、桜!」
焔さんが私の前に立つ。
だけど・・・。
血が飛ぶ。
焔さんだけじゃない。
もう、みんな、みんな、傷だらけだ・・・。