桜姫紀
「もぉ、いいです・・・。」
ぐっ、と私は碌さんの前に出た。
「私を捕まえるだけならどうぞ捕まえてください!
その代わり・・・
もう誰も傷つけないで!!!」
フッ、とあの女の人が笑った。
・・・不気味な笑顔で。
「いい心構えだな、桜の姫。連れて行け。」
「ダメだ、行くな!!」
竜さんが叫ぶ。
その傍らには傷ついた、葵さんがいて。
「ごめんなさい、もっと早くこうすればよかった・・・。」
その途端に、私は意識を手放した。
ぐっ、と私は碌さんの前に出た。
「私を捕まえるだけならどうぞ捕まえてください!
その代わり・・・
もう誰も傷つけないで!!!」
フッ、とあの女の人が笑った。
・・・不気味な笑顔で。
「いい心構えだな、桜の姫。連れて行け。」
「ダメだ、行くな!!」
竜さんが叫ぶ。
その傍らには傷ついた、葵さんがいて。
「ごめんなさい、もっと早くこうすればよかった・・・。」
その途端に、私は意識を手放した。