桜姫紀
森の中を走っていた。
いや、走っているというより駆けているというべきか。
「あの・・・。」
「ん?」
「貴方、一体・・・?」
「あぁ、まだ言ってなかったか。」
すると、ニッと男の人は笑った。
人懐っこい笑みだな・・・。
「俺は焔(ほむら)。霞とは幼馴染というなの腐れ縁。」
幼馴染なんていたんだ・・・・。
「どうして、私を助けたのですか?」
実はこれが一番気になっていた。
見ず知らずの私を何で助けたんだろうって。
「う~ん・・・一番の理由は霞に頼まれたから。
もう一つは・・・・・・。」
ちらり、と私を見る。
「・・・何でもない。」
本当は聞きたかったがなんだか聞いてはいけないことのような気がした。
「よっしゃ到着!!」
焔さんが何か足でやったと思うとパカッと穴が開き・・
そこに飛び込んだ。
「キャアアアアアアアア!!!!!?????」
いや、走っているというより駆けているというべきか。
「あの・・・。」
「ん?」
「貴方、一体・・・?」
「あぁ、まだ言ってなかったか。」
すると、ニッと男の人は笑った。
人懐っこい笑みだな・・・。
「俺は焔(ほむら)。霞とは幼馴染というなの腐れ縁。」
幼馴染なんていたんだ・・・・。
「どうして、私を助けたのですか?」
実はこれが一番気になっていた。
見ず知らずの私を何で助けたんだろうって。
「う~ん・・・一番の理由は霞に頼まれたから。
もう一つは・・・・・・。」
ちらり、と私を見る。
「・・・何でもない。」
本当は聞きたかったがなんだか聞いてはいけないことのような気がした。
「よっしゃ到着!!」
焔さんが何か足でやったと思うとパカッと穴が開き・・
そこに飛び込んだ。
「キャアアアアアアアア!!!!!?????」