あなたは嘘を信じるの?
リビングに行くにつれて、その臭いは強くなる。



リビングに入ろうとした、その時だった



叔父さん「やぁ、麻柚ちゃん!久しぶりだね?お父さんのお兄ちゃん。覚えてるかい?」



リビングから出て来たのは、お父さんのお兄ちゃん。つまり、叔父さんだった。




『は、はい。お久しぶりです。それより、この臭いは…………』




叔父さん「あぁ。それなら、心配いらないよ。さっき、可憐(かれん。母親)さんが、魚の血を、床にバラまいて?しまってね」





『はは。そうですか。…………………んんっ!―――――ガクッ』





麻柚は、その叔父さんに薬を嗅がされた。







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