あの日の僕ら

自分のはいつも食べてるからいいけど 人のはあまり食べた事がないので 桜のお弁当を味わって食べた。
ふいに私のお茶に桜の花びらが入る。
まるで来てくれてありがとうって言われている気分になった。
「・・・♪」
無言のまま笑顔になる私。

初めてのお花見はとても楽しい物になり。 心に深く刻まれた。



「美味しかった―！！」
「ごちそうさま♪」
「ありがとなっひよ！桜！」
「いいえ―！思ってたより美味しく出来てたっ！」

それぞれに感想を言う。
私の初めてのお花見とても楽しかった。
また行きたいな―・・・・。
そう思っていた。
「よいしょっ！！」
桜が噴水から腰を上げる。
「どしたの？桜」
私が 聞くと 別に―？と返して 地面に寝転んだ。
「さっ桜！？」
驚きで声をあげる私。
桜・・意外すぎだよ。
「だいじょーぶ。気持ちいいから皆やってみ？」
桜の言葉に私達は地面に寝転んだ。
「ふわぁ・・・！」
上から 舞いちる花びら。
まるで幻想的な別の世界に来てしまったよう―・・・・。
「綺麗だなぁ」
「お―・・・・」
優と直も これにはビックリしていたみたいだった。

そして そんなピンク色の世界で
私は 深い眠りに落ちていった―・・・・・・・。