あの日の僕ら
「え、えと・・・お花見しようと思って・・・」
「は?俺も誘えよ~!
つか無防備すぎ。」
さ、誘っちゃって良かったのか・・・?
ってか 無防備って・・・?
「め、迷惑かなって思って・・・・」
私は 普通に言ったつもりだったけど
優は 真剣に強い眼差しで
「そんな訳ないだろっ!!」
って言ってくれた。
「そっか。ありがとう。」
「ん、ま・・・また誘ってな。」
そう言って優はポンポンと頭を叩いてくれる。
そんな優しい優が
大好きだな・・・。

そうだ!夢ッ!!
「あのねっ!優!私達前に会ってないかな!?小さい頃にさッ!!」
「会ったけか?・・・小さいころ・・・?」
「ぅ、うん!指切りしなかった!?また会おうって!」
私は優があの時のゆうって信じたかった。
でも
「悪い・・・わかんねぇわ。」
「そっか・・・。」
私は期待を削がれた。
でも 優は優だもんね。
「そ、か。」
「・・・何、食ってたんだ?」
「あいす。」
「寒ッ!!」
優には 飽きられたけど。
また一緒に食べたいなぁ。
優 また来ようね。
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