あの日の僕ら

「で、なんなんだよ、名前の由来」
優は その後も
何度も聞いてきたけど・・・
「教えなーい♪」
私はそうとしか
答えなかった。

私と優は
泳げないため、ひとまずビーチから抜け出し、近くの商店街に足を運んだ。
傷口は海に入ったらしみるけど 優がしっかり手当てしてくれたし歩ける程度にはなった。
商店街にはいっぱいあった。
やっぱり 食べ物とか、服とか、中古ＣＤ屋とか、 ゲマズとか・・・。
私達は買い食いを楽しんだ。
やばい！
楽しい！！


「ぁ、おみくじしていい？」
「了解、俺トイレ行ってくる。」
「はーい」

私は200円で おみくじ購入。


なになに・・・・



小吉
全体運は
まぁまぁ 良いな。

金運は
それなりに。

恋愛運は・・・
待つと実る可能性あり、か。

・・・期待してもいいかな？


・・・・・。

「ひよー！！」
一人 ニヤついてた所に声がかかり ビクッと体が動く。

「ゆ、優なに？」

優は少し息をきらしてて・・・
急いできたみたい

どうして？