あの日の僕ら
25日。
優から電話がかかってくる。
「はいっ!もしもし♪」

今日の私はご機嫌だ。

でも


「ごめん。今日ひよの家行けない」
「えっ、どうして?」
「悪い・・・」
そう言って電話が切られた。


どうして?
優。
私 優が来るの待ってたのに。

じゃあ・・・・

私が優の家行くもん!!!


私は隣の家に急ぎ

インターホンを押した。


ピンポーン

「・・・・」
出ない。

ピンポーン

「・・・・」

ピンポーン ピンポ ピポピンポーン


連打。


その時

「あの、家になんかよう?」

パッと言われて
振り返ると そこには・・・・
優!!
「優、なんで家来てくれないの!?待ってたのに・・・・なんか前髪あげてると可愛いね。」
普段の優と 違い
じっと見つめる。
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