あの日の僕ら
その 桜の温かさが嬉しくて泣いた。

私はずっと待ってた

‘ゆう’を。

優じゃない

優志を。

でも 今は
優が好き。



どうしよう。

桜は頭をポンと叩き

「自分に正直に、な?」

と言って

一緒に家に帰った。

優は先に帰ってたし。
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