あの日の僕ら
私たちは 見つめ合い
フッと笑う。


そして

唇と唇が触れるまで
あと1cmのとき・・・・


「お二人さんお熱いねぇ」

感情がない優志の声がした。

「優志!?いつからココに・・・・」

「最初っから☆」

「「・・・・」」

私達二人は黙り込むしかなかった。

優志は ふぅと
息を 吐いて 全てを見越したように
フッと笑った。









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