狼boyと兎girl
私は放課後が待ち遠しかった。


授業なんて頭に入ってこなかった。




6時間目がおわり
HRが始まった。



「今日は体育祭のハチマキ配るぞー。俺たちは赤のハチマキだ。」



列ごとにハチマキが配られた。

その瞬間女の子たちが
ハチマキを持って
隆貝のところへ行った。



中には別の人のところに
行った人もいたけど…




「何なのあれ…」


私は玲佳に聞いた。



「華稟知らないの?」


「何を?」



玲佳はため息をついた。

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