狼boyと兎girl
隆貝の席の女の子たちは
いっこうに減らない。


「はぁ…」



ジンクス…か…


私は隆貝にメールを打った。



《正門で待ってるね。》



私はそのメールを送信し
鞄を持ち靴箱に向かった。



靴に履きかえ正門に向かった。



鞄を肩に掛け携帯をいじっていた。


30分程したら隆貝が走ってきた。



嬉しいはずなのに
さっきの光景を思い出す。



女の子に囲まれた隆貝な姿を…


「…っ悪ぃ!」


息を切らせながら言った。



「別に…仕方ないよ。」


私は冷たくしてしまった。



「ほんとごめんな…」

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