狼boyと兎girl
チャイムが鳴ると同時にヤノヘイが入ってきた。



「お前ら!目指すからには優勝だからな!!!」



ヤノヘイの掛け声と
共に教室は盛り上がった。



私たちは椅子を持って
グラウンドに向かった。



団の並びは左から
白、赤、青。




私たちは赤だから真ん中の団になる。


団のテントは3年生に
よって派手に飾りつけ
されていた。



「華稟!ダンスの服ちゃんと借りた!?」


「うん!ちゃんと借りたよ!」


私は着替えの入った
袋を玲佳に見せた。


「楽しみだね!」


「うん!」



私たちは椅子を並べ
開会式が始まるのを待った。
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