心の欠片たち sikiの詩集
18 桜
この薄紅の花びらが
風に舞う季節
胸の奥から
切ないような気持ちが
生まれてきて
記憶のかけら達が
手のひらに落ちてくる
ねぇ?
憶えていてくれますか?
あの日
涙とともに
ずっと忘れないと誓い合った
遠い日のことを
わすれないで
憶えていてくれますか?
あの切なく
きらきらと硝子のように
輝いていた日々のことを
桜の
薄紅色の幻の中
私は
一瞬
過ぎ去り日
記憶の奥底の
あなたに出会った
懐かしさと切なさで
頬を一滴の涙が零れ落ちた
風に舞う季節
胸の奥から
切ないような気持ちが
生まれてきて
記憶のかけら達が
手のひらに落ちてくる
ねぇ?
憶えていてくれますか?
あの日
涙とともに
ずっと忘れないと誓い合った
遠い日のことを
わすれないで
憶えていてくれますか?
あの切なく
きらきらと硝子のように
輝いていた日々のことを
桜の
薄紅色の幻の中
私は
一瞬
過ぎ去り日
記憶の奥底の
あなたに出会った
懐かしさと切なさで
頬を一滴の涙が零れ落ちた