心の欠片たち sikiの詩集
31 ノスタルジア *
 果てしなく

 遠い記憶の向こうに

 過ぎた日々だから

 とても美しく、

 輝いて見えるのかな?



 あの頃を

 懐かしく思う自分がいて

 記憶が

 切なく

 胸を締め付けるんだ



 もう二度と

 戻れない日々だからこそ

 宝石のように

 きらきらと

 輝いて見えるんだ



 ノスタルジア



 いつかは

 誰の胸にも

 訪れるもの



 切なくて

 愛おしい日々の記憶


 
 あの日々があったからこそ

 今の私はいる



 もう二度と

 戻れないけれど

 もう一度

 あの日々を

 閉じた瞼の向こうに

 思い浮かべるよ


 
 
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