最後の贈り物
・・・あれ??


私は、図書室のドアを目の前にして、ドアの向こうから聞こえてくる騒ぎ声に足が止まった。



放課後の図書室はいつも人がいなくて、怖いくらい静かなのに・・・・


珍しいな・・


ガラガラガラ・・・・


たくさんの視線が、一気に私に集まってくる。


騒いでいたのは、学校一かっこいいって言われてる、桂木陸斗(カツラギリクト)でも、かなり荒れてて遊び人ってメグがゆってたっけ・・

後の人たちも悪そうな人ばっか。慣れないんだよね、こうゆう人たち。

「お前負けたじゃん。」

「まじ最悪!!」


何かのゲームをやってるみたい


私は一人でいるのが恥ずかしかったから、近くにあった本を読んでいた。

あぁ〜〜〜・・私どうすればいいのかな・・・


このままずっと本を読んでいるのもなぁ・・・


ん??何??

桂木陸斗が私にズカズカと近寄ってきた。


え・・?どうしよう・・



私何かしたっけ〜〜?!

「お前、ちょっとこっちこい。」
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