最後の贈り物
え??!呼び出し!!


ひ〜〜〜〜!神様助けて!!

こうゆうの怖い!


殴られたりされたらどうしよう・・・でも私ほんとに何にもしてないし・・・

いざというときは逃げるしかないよね。


そんなことを考えてるうちに、いつのまにか私は図書室の横にある下足室に来てた。


オロオロしてたら、桂木君が私の方に寄ってきた。


「俺、桂木陸斗って言うんだけど知ってる?」


「知ってる!桂木君てかなりの遊び人なんでしょ?」


はっ・・・!!やばっ!!

自分の言った言葉に我にかえった。

何言ってるんだろ・・私・・・・超ばかだ・・・・


相手怒らすだけだよ・・


桂木君の方を恐る恐る見上げると、ものすっごい鋭い目つきをして私を睨んでた。


あ〜〜〜・・・私絶対殴られる・・・・


「尾崎真綾(オザキマアヤ)・・だよな?俺にそんな口きいた女、お前が初めてだ。」


その時、桂木君が笑った。


その笑顔はすごく可愛くて・・・かっこよくて・・・


何故か高鳴る鼓動。



すごくドキドキしてる。


私、今殴られてもおかしくない状況なんだよ?


私変だよ・・・・どうしたのかな?
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