小さな恋の物語
始まり
春。
桜が舞う頃、僕は中学一年生になった。
「い~つ~き~!!」
幼なじみの夕莉(ゆり)が笑顔でこちらに走ってくる。
「なに?夕莉?」
「えへへ~」
・・・・・・
夕莉がなにやらごきげんだった。
にやけすぎてて気持ち悪くなりそうなほどにやけている。
「あのね、あのね!」
「うん。」
「魔法☆少女サツキがね!ついに映画化なんだよ!!」
「・・・・・・」
魔法☆少女サツキ・・・・・・
みなさんには何の事かわからないと思うので説明しておこう。
魔法☆サツキというのは魔法で敵を倒すいわばプ〇キ○アのようなアニメ。
別に変態向けの番組でもない。ゴールデンでやってもおかしくないのだがなぜが夜中。
という少し不思議なアニメだ。
夕莉は大ファンらしい。
「みんなで行こうよ!!佐奈(さな)と愛梨(あいり)と晃(ひかる)誘っていこうよ!」
「やだよ。僕はそんなの興味ないし。」
「え~五木にはサツキちゃんのよさがわからないの!?」
「わからないよ。第一見た事もないのに。」
夕莉に何回かオススメされたが全部断ったので観た事はないのだ。
観ようなんて気にはならない。
「じゃあ五木以外のみんなで行って来ようっと♪」
「え!?」
「だって五木行かないんでしょ?」
「・・・・・・」
みんないつも一緒にいたのにはぶかれるのはやだなぁ・・・・・・
かといって映画館でオタクと勘違いされるのもイヤだ。
どうしよう・・・・・・
「晃が男子一人じゃかわいそうだから仕方なくついていくよ。」
「ツンデレ五木君が今ツンモードだね♪」
「だから僕はツンデレなんかじゃないよ!!勘違いしないでよ!!」
「まぁまぁ。とりあえずみんなのぶんのチケットは買っておくね~」
「・・・・・・」
こんなカンジでいつも振り回されっぱなしの僕だけどいやなんで思わない。
だって夕莉の事が・・・・・・おっと!あぶないあぶない。
ここからは言えない。
だって・・・・・・恥ずかしい・・・・・・っ!!
〔夕莉のキモチ〕
やった・・・・・・!!
五木がOKだしてくれた!!
みんなでいかないと楽しくないもんね。
佐奈達に報告にいこう!!
桜が舞う頃、僕は中学一年生になった。
「い~つ~き~!!」
幼なじみの夕莉(ゆり)が笑顔でこちらに走ってくる。
「なに?夕莉?」
「えへへ~」
・・・・・・
夕莉がなにやらごきげんだった。
にやけすぎてて気持ち悪くなりそうなほどにやけている。
「あのね、あのね!」
「うん。」
「魔法☆少女サツキがね!ついに映画化なんだよ!!」
「・・・・・・」
魔法☆少女サツキ・・・・・・
みなさんには何の事かわからないと思うので説明しておこう。
魔法☆サツキというのは魔法で敵を倒すいわばプ〇キ○アのようなアニメ。
別に変態向けの番組でもない。ゴールデンでやってもおかしくないのだがなぜが夜中。
という少し不思議なアニメだ。
夕莉は大ファンらしい。
「みんなで行こうよ!!佐奈(さな)と愛梨(あいり)と晃(ひかる)誘っていこうよ!」
「やだよ。僕はそんなの興味ないし。」
「え~五木にはサツキちゃんのよさがわからないの!?」
「わからないよ。第一見た事もないのに。」
夕莉に何回かオススメされたが全部断ったので観た事はないのだ。
観ようなんて気にはならない。
「じゃあ五木以外のみんなで行って来ようっと♪」
「え!?」
「だって五木行かないんでしょ?」
「・・・・・・」
みんないつも一緒にいたのにはぶかれるのはやだなぁ・・・・・・
かといって映画館でオタクと勘違いされるのもイヤだ。
どうしよう・・・・・・
「晃が男子一人じゃかわいそうだから仕方なくついていくよ。」
「ツンデレ五木君が今ツンモードだね♪」
「だから僕はツンデレなんかじゃないよ!!勘違いしないでよ!!」
「まぁまぁ。とりあえずみんなのぶんのチケットは買っておくね~」
「・・・・・・」
こんなカンジでいつも振り回されっぱなしの僕だけどいやなんで思わない。
だって夕莉の事が・・・・・・おっと!あぶないあぶない。
ここからは言えない。
だって・・・・・・恥ずかしい・・・・・・っ!!
〔夕莉のキモチ〕
やった・・・・・・!!
五木がOKだしてくれた!!
みんなでいかないと楽しくないもんね。
佐奈達に報告にいこう!!