ドキドキ教育実習☆
「おはよう。」
いつも正門に日替わりで立っている先生。
今日は運が良いのか悪いのか中里先生。
「よぉ。」
「あ、おはようございます。」
先生は通りすぎようとした私の背中を2、3回叩いた。
言葉ではないけど、
大丈夫って言ってくれてるような気がした。
振り向くと優しく微笑んで頷いてくれた。
私たちは悪くない。
たまたま先生と生徒という関係になってしまっただけ。
私は無駄にポジティブになっていた。