ドキドキ教育実習☆
その日の放課後。
私は岡本くんに屋上に呼び出された。
「話って…何?」
気付いてるけど気付いてないふり。
「あぁ、あのさ…」
告白。
ただの告白なのに、なぜか怖かった。
「俺桜井さんが好き。…付き合って下さい。」
真っ直ぐ私を見る岡本くんの目を見て、やっぱり本気なんだと思った。
でもそれに応えてあげることはできない。
「…ごめんなさい。」
「何で?」
岡本くんの目付きが変わった。