奏でる愛唄



だから惹かれるのも分かる


だけど応援は無理だ



だって唄も詩稀が好きだから



叶わない恋を応援するほどの余裕はない



「だから唄ちゃんに好きな人いるか聞いて?」


「悪いけどそういうのは自分で聞け」



「無理だから永久に頼んでるのに〜」


苦笑いをして俺はどうするべきなのか分からずただ困った



そこにいつの間にか消えていた冬哉が現れ



次の仕事の指示をした






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