奏でる愛唄



だけど圭と約束した



絶対歌手になる……と



その約束を果たす為再び詩稀の前に立った




そして今に至る




ゆっくりと目を開け



詩稀と新を見た



2人共何とも言えない表情だった



「唄ちゃんは……1人じゃないよ」


驚き身体が思わず反応した



「そうだ。俺やクロスの3人……圭だって唄の傍にいる」



詩稀の台詞にうんうんと頷く新



「傍にいないで……」



私の言葉に2人は何も言わなかった






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