奏でる愛唄



「私にはそんなに才能ないですから、聞かなくていいです」


すると静かに車は止まり



「お前も」


永久に声をかけられ降車した



着いた先は



「何処?」


大きなマンション


「俺の家」


「私帰りたいんですけど」



永久の家らしい



「唄ちゃんも!」


「ちょっと!新さん!?」



新に手をひかれマンションに入った



「新さんって堅苦しいから新でいいよ」


ニコっと可愛い笑顔



「お前、年いくつ?」


「17……」


「なおさら呼び捨てでいい」


冬哉は何を考えているのかわからない人だな




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