奏でる愛唄



いつもと変わらない


だけど何処か永久がそっけなく感じるのは私だけ?



「あっ唄」


「詩稀」


詩稀を見るだけで凄く笑顔になれる


やっぱり好きなんだって改めて思った



「海のこと聞いた?」


「うん。今ちょうど」


「唄はどうするの?」



「詩稀もいるし行くよ」


言ったとたんに


「詩稀……苦し」


「ごめん。でも唄が可愛いこと言うから」



詩稀に力強く抱きしめられた





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