奏でる愛唄



「詩稀………好き」


「アハハっ唄可愛い」


「笑わないでよ……」



可愛いともう一度言って唇を当てた



「詩稀………もう一度」


「そういう我が儘いいね」



クスッと笑いもう一度甘い甘いキスをした



触れるだけのキスだけどそれだけで大満足



唇から伝わる温もりが


凄く安心する


夢なんかじゃない



現実なんだって



安心するんだ



「詩稀……海楽しみだね」


「おう!」



私も仕事の時間になり詩稀と別れた






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