奏でる愛唄



「な……に言って……」


「俺は本気だ。俺を見ろよ……」


「永……ン…」


何度も何度もキスをした



詩稀のこと考えさせない



俺でいっぱいにしてやる



最低なことしてるって分かってる


けど



一度開いた思いの箱の蓋は中から好きって気持ちが溢れ閉まらない



「唄……」


「永久………」



「スゲー好き」


新にも詩稀にも他の誰にも負けないくらい




唄のこと好きだ






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