奏でる愛唄
ていうより
さっきから私達は会話が出来ているのだろうか
「ちょっ……何処触ってるんですか!?」
腕からいつの間にかお腹をつまんでいる永久
ほんとに何なの
「お前さ何でんなに避けんだよ」
「何をですか?」
「俺達のこと」
そんなに関わったことないし
むしろ今日出会ったのだから馴れ馴れしいわけがない
「避けてるわけでは……」
「避けてるな。というよりうまくかわす」
答えに困っていたら新がパスタを運んできた