奏でる愛唄
「唄?悪い……んなパスタが嫌だとは」
「唄ちゃん!?平気?」
私に続いて3人もトイレに来た
永久は少し焦っている様子
冬哉は背中をさすってくれた
「新……ごめんなさい。パスタ吐いちゃって」
「気にしないで。ほんとにご飯食べないんだね」
可愛いらしい笑顔で新は水を持って来てくれた
「普段から食べないって言ってたけど
逆に何を食べてるの?」
「何も……」
そう答えると新と永久は信じられないといった顔をした