奏でる愛唄



「送ってくれてありがとう」


私の家は3人とは反対方向らしい


なのに私を1番に家に届けてくれた



「唄ちゃん。また明日」


「うん。おやすみ」


「じゃあな」


「バイバイ」



永久だけ何も言わず車は私だけ降ろし出発した




マンションの一室が私の家



父親から離れたい



ずっと考えていたらあの父親がマンションだけ私と圭に与え



追い出した



どっちにしろあの家を出るつもりだったから正直マンションへの引っ越しは大賛成した




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