奏でる愛唄



「コイツ借りま〜す」


「ちょっ!永久!?」



腕を捕まれ強制的に教室を出た



「唄ちゃん。荷物これ?」



新が私の荷物を持ってきてくれた



良かった


鞄に携帯や財布入ってたし



って違う!!



「ちょっと!」



「んだよ」


「私学校……」


学校に戻ると言おうとしたら冬哉が1枚の楽譜を出した



「月花の編曲を俺達にやらせてくれないか?」



クロスが私の曲を編曲?


それは嬉しい


「でも私、まともにテレビ出れない。きっと社長が邪魔をするから」



だから断ろうとしたのに3人はそれでもやらせてと言ったので



首を縦に振った




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