キミと恋の途中
~~~♪
返信早っ
俺からのメールこんなに返信はやかったか?
ガラー
「おっ掃除すすんでるかー?」
「越智!!」
「先生!」
帰ったと思っていた越智がコンビニ袋を手に提げて戻ってきた。
「ふ~ん」
あたりを円く見渡している。
「ちゃんとやってるみたいだな~。」
あざ笑うような顔で俺達を見てくる。
「当たり前だろっ欠点とか越智が言うからだろ!!」
「あそ」
チッ俺の話まったく聞いてねぇ。
「あ~。芳井ちょっと・・・」
「え?あたし、ですか?」
いいから来いと手招きする。
未麗はちりとりを置いて越智の元へ駆け寄った。
何だ・・・・・?
「こっちとこっちどっちが好き?」
「え~っとこっちです!」
「そっかー。じゃああげる。」
「えっいいんですか!?」
パタパタパタ
「優~!!」
手にアイスを持ちながらまた駆け寄ってきた。
アイス・・・・。
「俺には?」
「さぁ?」
はぁ?
「チッ」
聞こえるか聞こえないか程度の舌打ちをした。
「うそだよ。ほらっ」
あずきバーが空を飛んだ。
「おっおいッ」
パシッ
「危ねぇじゃん!!!」
「あはは・・・」
もらっと袋を開け始める。