キミと恋の途中
「未麗と帰んの何年ぶりかなー?」
「2年ぶり?」
「うわっ結構だな。」
「・・・・・うん。」
未麗が夕焼け空を見つめて俺の横を歩く。
「あっ・・・!」
何かを思い出したような顔をして未麗が俺の方をみた。
「何?」
「ねぇ・・・・。知ってる?」
えっ?何まOしばみたいなコト言ってんの!?
「あ?」
「最近、ココにファミレスできたんだよ~。」
「まじで?」
「ほらっあそこ・・・。」
未麗が向こうを指差した。
―RATPARK
ふ~ん。新しいな。
「寄ってかない?」
「・・・・・時間。だいじょうぶなのか?」
「うん。」
ニッコリと微笑む。
食い意地はってんだな~。
ま。俺も人のこと言えねぇけど。
・・・・ちょっと待てよ。
ファミレスってことは・・・