キミと恋の途中

俺はポケットからケータイを取り出した。

プルルルル~。

「もしもし。」
「あー。優だけど。5分以内に来い。場所は新しくできたファミレスな。」
「はっ!?なんで?」
「未麗もいるぞー。」

「行くっ今すぐ行くから」

ツーツー

クックックッおもしれー。

「誰と話してたの?」
「あー。陸斗。こっちくるから」
「え・・・・。」

予想外だったのか、固まっている。

「なんで。」
「飯代タダだから。」

「ほらっ行くぞ。」

グィっ

「ちょっちょっと////」

無理やり未麗の手を引いて店内へ入った。

「いらっしゃいませ~。2名様ですか?」
「はい。」
「おたばこ、お吸いになりますか?」
「いえ。」

吸うわけないだろ・・・。

そのまま店員に案内され窓際に席に座った。




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