キミと恋の途中

ベッドの布団を整えて部屋を出る。
今日は特に用事ねぇしな。

ガチャッ

リビングの扉を開けた。

「「「「「誕生日おめでと~!!!優っ」」」」」

「あ?」

さっきよりも人数が増えてる・・・。

「優~っあたしよりも年上なんてズルいっ」

はいっと言ってラッピングされた何かを押し付けられた。

何だよこれ・・・。
未麗の目がいかにも早く開けてっ。と期待している。
しょーがねぇ。

5人の視線が集まる中、俺は包み紙を開いた。

箱・・・・?
パカッ

< 33 / 77 >

この作品をシェア

pagetop