キミと恋の途中
ボヨヨ~ンっ
「うわっっ」
「落とすなよー。」
陸斗が俺が落としかけた箱を拾った。
「ビックリした!?ねぇ。ビックリした??」
「あー。うん。ビックリした。」
俺の前で未麗が上機嫌に聞いてくる。
俺は少しキレながら未麗を睨んだ。
めんどくせぇ・・。
なんで、こんなサプライズ好きばっか集まってんだよ。
はぁ~・・・。
「んじゃー。あたし帰るわっ。」
「俺もー。」
さよーならー。と未麗と陸斗は出て行った。
なんだよ。あいつら・・・。
「ねっ朝ごはん食べましょっ。」
「おう・・・。」
母さんに誘導され、席に座る。
今日の朝食豪華だな~っ
ゴクリ
「いっただきまーす。」
朝から悲惨な目に遭ってるけど食べ物には勝てねぇ。
俺はシーフードサラダに噛み付いた。
前で怪しく笑っている3人には気づかずに・・・。