キミと恋の途中

食べ物の恨みは一生の恨み・・・・。

「覚えてろよ・・・。」

ゲラゲラ笑っていた陸斗の表情が固まった。

「はいっ。本物の朝食で~す。」

さっきまで姿を消していた母さんがキッチンから現れる。
すごい量だな・・・・。

そして、おおきな丸テーブルの上に料理が並べられた。

「今日は優の誕生日パーティーよー♪」

母さんが楽しそうに席に座る。

何歳児だよ・・・・。俺。
今時パーティーなんかしてる高1の男なんているのか・・・?

ガツガツ

なんて思いながら食べ進めていた。
やっぱ美味いわ。




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