キミと恋の途中
チョンチョン
「ん・・・・?」
俺は後ろを振り返った。
「あのっ新堂くんっ」
「あー何?」
由梨谷だ。
「1人暮らししてるってほんと?」
「ああ。」
それがどーしたんだ?
「そっかー。新堂くん困ってることあったら何でも言ってね。」
「なんで・・・?」
俺をじっと見つめる由梨谷。
「だって、この前のお礼まだ何もしてないし・・・・。
新堂くんの役に立ちたいの!!」
「ありがと。でも、今は何も困ってないから。」
「うん。」
「何かあったら言う。」
「うんっ///」
律儀なヤツだな。
「あのっ・・・。」
急に由梨谷が黙り込んだ。
「よかったら・・・。メアド教えてくれませんか!?///」
「あぁ・:・・。」
メアド聞くくらいで顔赤くすることなのか・・・?
まぁいいや。
俺はまた外に目を移した。