キミと恋の途中
あたしの好きな人---。
新堂優。
ずっと一緒の幼なじみ。
学年で1、2を争うかっこよさ。
しかも本人はまったく気づいていない鈍感さん。
この前、勇気を出して告白しようとしたのに陸斗に邪魔されたし・・・。
あたしは、もう・・・妹と思われたくないのに!!!
「プッ。未麗、百面相しすぎ。」
「しっしてないから~」
あたしが優を好きなことはなぜか周りにバレている。
なのに、優はちっとも気づきやしない。
もうっ、鈍感すぎて嫌になっちゃう。
でも・・・。どうしようもないくらい、好き。